明治中期から昭和の初めにかけて、無伴奏(アカペラ)やバイオリンを弾きながら世相風刺の「演説歌」を歌う演歌師が登場し、庶民のうっぷんを晴らす多くの流行歌が生まれました。
平成22年の「第4回琴伝流シニアコンサート」と翌23年の「第26回全国大会」にゲスト出演していただいた岡大介さんは、現代唯一の演歌師とも言われ、カンカラ三線を奏でて歌う彼の歌には強くて暖かい反骨精神が宿っています。
その岡さんが今年7月に『カンカラ鳴らして、政治を「演歌」する』と題した本を出版されました。
全国大会会場でゲストの小沢昭一さんの楽屋を尋ねた様子も紹介されています。
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『カンカラ鳴らして、政治を「演歌」する』
著者:岡大介
発行所:dZERO
税抜価格:1,800円