令和6年に最も演奏された「令和6年大正琴音楽大賞」は谷村新司さんの「昴」に決まりました。
谷村さんには、先人達が大正琴の灯を消さずに守り続けてくれたことに対する感謝の気持ちを誕生100年の節目に形にしたいという琴伝流の思いを受け止めていただき、平成22年に大正琴誕生百周年記念歌「さようならば」(作詞・作曲:谷村新司)が完成しました。
その翌年に日本武道館で開催した全国大会では、アトラクションとして谷村さんのミニコンサートを行い、琴伝流社員の大正琴演奏で「さようならば」も聴いていただきました。
大正琴のよき理解者で琴伝流と深い縁のあった方だけに、一昨年の突然の訃報は大きなショックでした。
谷村さん作曲の「いい日旅立ち」も演奏回数の上位にあり、令和6年は琴伝流会員の皆様の感謝の気持ちが表れた年になりました。
谷村さんには天国から大正琴を見守り続けていただきたいと思います。