10月8日の数字を漢字で表すと「十」と「八」。
これを組み合わせると「木」の字になることから、林野庁では毎年10月を「木づかい推進月間」としてきましたが、昨年から「木材利用促進月間」と名を改めて法定化されました。
大正琴は桐、シナ、スプルース、アルダー等々、機種により様々な一枚板や合板を使っています。
合板は一枚板より良くないと思われるかもしれませんが、合板は薄い板を縦目と横目に貼り合わせているため歪みが出にくいというメリットがあり、どちらが良いとは一概に言えません。
その木材も近年急激に高騰し、種類によっては入手が困難な木も出てきました。
大正琴づくりの試練はまだまだ続きそうです。