10月8日に谷村新司さんがお亡くなりになりました。
谷村さんには大正琴誕生100周年の一環として大正琴を広くPRするために記念歌を作りたいとの琴伝流の思いに賛同していただき、平成22年に「さようならば」が完成しました。
更に翌年9月に日本武道館で開催した100周年記念大会の「第26回全国大会」ではメインアトラクションとしてトークライブにご出演いただきました。
「さようならば」は人と人の繋がりが深いほど離れるときの名残惜しさが増す様子に、大正琴が紡いだ仲間との縁の深さを重ねた歌です。
そしてこの歌が琴伝流だけのものにならないよう、当時発売された谷村さんのCDアルバム「音標(おとしるべ)」にも収録されました。
全国大会会場で大正琴を肌で感じていただき大正琴の良き理解者であった谷村新司さんを失ったことはとても残念です。
谷村さんのご冥福を心からお祈りいたします。