私達あんみつ姫は、埼玉県熊谷市介護老人保健施設の同僚グループです。
コロナ禍で面会禁止、外部からの来客もストップ。
ボランティアを呼ぶこともできなくなり、変化のない日々。
レクリエーションの幅も狭くなってしまったご利用者様のために一念発起。
「だったら自分達で何か楽しんでいただこう」と始めたのが大正琴でした。
「あんみつ姫」の名前の由来は、1回目の練習日に事務長が差入れをしてくださったのがあんみつだったからです。
シフトが合わず月1回の練習、大正琴に触ったのも初めて。
なかなか指も動かず「出来る気がしない」と口にしていましたが、一人一人が努力を重ね、やっとご利用者様の前で演奏できるようになりました。
今まで敬老会、納涼祭、クリスマス会等で演奏し、皆様から笑顔で「良かったよ」「楽しかった」「癒されたよ」と温かいお言葉をいただいてきました。
その笑顔が私達の力となっています。
これからもご利用者様の笑顔のために精進していきたいと思います。
そして、いつの日か近隣の施設にボランティアに行こう!と目標を決めています。
(埼玉県・後藤先生のお便り)