平成元年、亡き母が多くの皆様の後押しをいただいて歩み出した「こだま会」が、お陰様で本年35周年を迎えました。
会員の皆さんの頑張りと支えてくださった全ての皆さんのおかげで35年間、大正琴の音を絶やすことなく歩んで来れました。
そんな皆さんへ感謝の思いをお届けしたく、先ごろ記念講演会を開催しました。
講師は大阪よりお招きした畠山織恵さん、脳性麻痺のお子さんを育てながら歩んだ24年間を綴った書籍「ピンヒールで車椅子を押す」を演題に、生きることを諦めない、自分の人生を自分らしく生きる、そんなメッセージに生きる勇気をいただきました。
せっかくの機会ですので、大正琴の演奏も織り込み、オープニングには信州らしく「千曲川」を、最後は「今日の日はさようなら」の演奏で皆さんにも歌っていただきました。
始めて大正琴の演奏を聴かれた方も多くいらして、優しい音色に感動していただけました。
会員の皆さんや一般のお客様でほぼ満席となった会場は、涙、涙の感動にあふれ、素晴らしい講演会となりました。
(長野県・黒木先生のお便り)